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電子ペーパー掲示板 - Raspberry PI 編

自宅の玄関に「今日の天気予報」を表示したいと常々思っていました。
今まさに出かけるというときに傘を手に取るかどうかを自信を持って判断できるのです。
ゴールデンウィーク、時は今!
玄関用の電子掲示板を作ってみました。


電子ペーパーなるものが割と気軽に手に入るということを知りました。
普段は画面表示するのに電力を必要とせず、書き換えの時に少しだけ電力を消費するというものです。
玄関に置く掲示板にぴったりです。


急にやる気に火がついて、しかも今はゴールデンウィークということで電子ペーパー掲示板プロジェクトに着手しました。
まずは、Raspberry PI 編です。


ハードウェア準備

主要なハードウェアは以下のものです。

  1. 電子ペーパー(Pimoroni 製の Inky wHAT)
  2. Raspberry PI zero 2 WH

Inky wHAT は 400 x 300 ピクセルのサイズです。
40 ピンのメスコネクタがついています。
Raspberry PI zero 2 WH は Wi-Fi 有りで、40 ピンのオスコネクタが装着済みのタイプです。
この 40 ピンコネクタ同士を接続すればよいので、配線などは考えなくてもよくて簡単です。


あと、Wi-Fi で玄関に置いても通信可能です。


せんごくネット通販で揃えました。

Inky wHAT - Large e-Ink Display
せんごくネット通販 - Raspberry PI zero 2 WH

Raspberry PI OS

OS は Raspberry PI OS を利用します。
Raspberry PI - Software

GUI は不要なので Raspberry Pi OS Lite というのを選択しました。
Raspberry PI Imager ツールを使って書き込む場合は、以下のように選択すればよいです。
“CHOOSE OS” のところで、Raspberry PI OS (other) を選択して、
rpi-imager_1 Raspberry PI OS Lite (64b-it) を選択します。   rpi-imager_2

Raspberry PI zero 2 WH はキーボードが使えないのではと不安になるかもしれませんが、Wi-Fi が使えるので大丈夫です。
OS を書き込むときにホスト名を設定し、SSH を有効に設定できます。
Wi-Fi の SSID の設定も事前に行います。
イメージを書き込んで Raspberry PI を起動したらホスト名を指定して SSH ログインできます。


後で知ったのですが、Raspberry PI zero 2 の USB 端子は PC とケーブルを接続して SSH 接続もできるようです。


つづきます・・・。